長崎蒸男のサウナ道

サウナ後進国長崎での、サウナーの日記です。

「急がば回れ」と言うけれど。

師走の国道はびっくりするくらいに混んでいる。普段詰まることのない場所で詰まり、大きな交差点では信号を2、3回やり過ごさないと進めない。特に夕方の帰宅ラッシュ時は普段の1.5倍は時間がかかっているように思う。普段通りの見込みで予定を立てていたら大いに焦ることになる。年末年始に交通事故があちこちで起こるのはそういうからくりだろう。

 

そういうわけで、蒸男は焦らない。「急いでいる車が第2車線に集まってむしろ第1車線が空く現象」が起こるはずだという仮説を立てたので、これを証明するために積極的に第1車線を通るようにしている。(バス専用レーンやバス専用の時間帯の時は除く)路線バスが走っていればそのうしろにつけ、バス停での乗り降りの際ものんびりと待つ。

これで年末年始の渋滞おそるるに足らずや!

と思ったら、頻繁に止まるタクシーや配送業者のトラックというトラップにしてやられた。仮説通り第2車線に急いでいる車が集まって途切れないため、車線変更が苦手な蒸男は途方に暮れる。

急がば回った結果、普段の2倍の時間をかけて自宅へと舞い戻った。ことわざが常に正しいとは限らないと知った年末であった。